
小児の歯並び予防 |

2018年12月25日
お口周りの癖が成長期のお子様の歯並びに影響を与えてしまっていること、歯科での指導でお子さんの歯並び予防ができることをご存知でしょうか?
実は、小児期の歯並びは外側(ほっぺたの筋肉)と内側(舌の筋肉)からかかる力のバランスによって形成されています。
そのため成長期のお口の周りの機能のバランスが悪いと、歯並びや顎の成長を悪くする要因となります。
よくある悪い癖の例を挙げます。
本来はお口を閉じ鼻で呼吸するのが正常ですが、安静時に口が開いている(唇カサカサ)状態の子が多く見受けられます。
口で呼吸していると舌は低位になり、上あごの成長を妨げてしまいます。そうすると上あごに歯が並ばなくなりガタガタの歯並びになってしまいます。
また、口呼吸すると病原菌がのどの粘膜から直接取り組まれてしまうため風邪やアレルギーにもなりやすく健康のためにも良いことではありません。
(鼻がつまりさらに口呼吸になり悪循環になります)
〈嚥下異常〉
飲む込む時、無意識に舌を出してしまう癖です。
上の歯に押し当てて飲み込むと上の歯を押してしまい
→上顎前突(出っ歯)
下の歯と上の歯の間に舌をはさんで飲み込むと
→開咬(前歯が噛み合ってない状態)
の原因になってしまいます。
〈態癖〉
指しゃぶりやうつ伏せ寝、頬杖なども顎や顔の正常な発育を妨げます。
舌の正しい位置やこれらの癖をマウスピースを使いながら治すことにより、歯並びや顎の発育を正常な方向に戻していこうとするのが予防矯正です。
お口の周りの機能を正しく使えるようにすることで、正しい顎の成長を促し、歯並びを治すだけでなく、顔つきも良くなります!
また正しい呼吸や嚥下機能など一生の健康のためにも非常に価値のあるものになるはずです。
お子さんの口の周りの異常機能や顎の発育不足があっても、見た目として結果がでるのは少し後になるため、一見歯並びが悪くなくても小学校(前)の大事なお子さんやお孫さんをお持ちの方はぜひご相談ください!
小児の予防矯正は新しい考えなのでまだあまり多くの歯科医院では行われていませんが、当院では多くのお子さんが予防的矯正治療で治っています^ ^